グリーンリモデルフェア

 東京ビッグサイトで行われたグリーンリモデルフェアに行ってきました。TOTOとダイケンとYKKAPが主催するリモデルに関する各社の新製品の紹介の場のようなものでした。「リモデル」という言葉はあまり聞きなれないものでしたが、いわゆる従来の「リフォーム」とほぼ同義語のようで、改修工事のことのようです。「リモデル」や「リノベーション」は正確には少し「リフォーム」とは異なるようですが工事する側からすればあまり変わりません。ただ気になったのは、今回のフェアのコンセプトの中にある「快適で長持ち、安全で安心、そして地球にやさしい」という分かるようで良くわからない、だけどいいのだろうという感じの言葉の並びでした。

 

 TOTOの便器、洗面台、キッチン、ユニットバスの新製品は年々立派なものになっていくようで、たった10~15年くらい前の製品と比べると、とても良く見えてしまいます。まだ使えるのにという気持ちをそっとおさえ、新しいものへの購買意欲をさそいます。


 ダイケンで興味をひかれたものは、トイレの入り口に設置し、介護がしやすいスペースをとれる引き戸と開き戸が合わさった木製建具。既存の開口寸法にあまり左右されないアウトセットタイプの内装用の折れ戸・開き戸といったものがありました。


 YKKAPでは、トリプルガラスの樹脂枠サッシが推しになっていました。少し前まではシングルガラス→ペアガラス→ペアLOW-Eガラスと高機能化を言っていたのに、今回はさらにガラスの枚数が増えました。これがいずれスタンダードになるのでしょうか。

また開き戸の玄関ドアを、カバー工法のアウトセット方式で1日で引き戸に改修する方法が紹介され、印象に残りました。