海辺の現場

 ホームページに載せる写真を探して過去のデータを整理していたら、これまでにやった色々な工事写真が出てきました。工事から何年もたつものも、写真をみるとその当時の色々な思い出がよみがえってくるものです。その中のいくつかを今後紹介していきたいと思っています。

 うちの会社は、練馬区大泉学園町というどちらかというと海から離れた場所に事務所を構えているため、海辺の仕事はあまりありません。今日は、7年ほど前に、神奈川県の三浦市でやらせてもらった、海辺の住宅を。

 現場は三浦半島の先の諸磯というところで、会社からは片道2時間半から3時間といったところ。第三京浜から横浜横須賀道路、三浦縦貫道路とけっこうなドライブでしたが、こつこつ通いました。春先の工事だったからか、通うことは特に問題なく、気分的にもすがすがしいものでした。もしこれが夏の行楽シーズンだったら、暑さと渋滞で、また違った思い出になっていたかもしれません。

 基礎工事から建て方(木造三階建て)、外装、内装工事と進んで行きましたが、電気工事、屋根工事以外の多くの職方は、大工さんを含め初めての顔合わせでした。そういった点でも新鮮な気分で工事に臨めたことと記憶しています。みんなその後元気かなあ。

 作業をしていて、そっと横を見ると海が見える。ヨットが見える。それもすぐそこに。なんとも気分がいいものでした。